OKRの本はメンバーが読むには最適の本

感想

記事タイトル通り、導入する会社側が読むのもいいとは思うが、どちらかというとメンバー側がOKRがどういうもので、何をやっていけばいいのかなーという全体的な流れやそれによって自分たちが今と何を変える必要があるのか/ないのかを考えるには最適な本だと思った。サマリはみんな共有できればいいと思うんだけど会社でなにか勉強会的なものやるのかな。それともやったほうがいいかな |д゚)チラッ

OKRを導入する目的、手法、どうやってトラッキングしていくかという一通りのことが書いてあった。今までの会社では目標と実際の仕事と評価が乖離するということは多々あって、過大/過小評価されることが多かったが自分の中ではこの手法は現実的にしっかり評価できるイメージが湧いた。決める・ワークさせるところが恐ろしく大変そうだけど。

自分が一番共感できたのはプロダクト・チームのOKRのところ。うちも職能のチームとプロジェクトチームのクロスファンクショナルチームになっているので、OKRを決めたら板挟みになる(優先度P1のタスクが並行して2つある)みたいな感じになるので、どうすんだ?という話になるところの明確な解が出てた。ただし、自分プロダクトチーム以外の人事にも関わっているのでそこはどうすんべか。去年はここの優先度付けを間違えた気がするので改善していきたいところ。

また、OKRを立てるためのスケジュールの章では最初に「全員に次四半期に追求すべき目標を出してもらう」とあったが、オープンに会社の数字やプロダクトの状況、課題を見えるようにしてないと自チームだけ、自部署のみの狭い目標しか出てこない気がするがそれは微妙な気がしているので、OKRの最初に立つためにも色々仕込みは必要そうな気はした。

あとやっぱり iPadMini + ApplePencil 便利やわ。メモアプリに全部書いて色々思考をまとめられる。本の文章を書き写しているのでメモを公開すると著作権的に引っかかる可能性はあるので公開するとはしないけど見直すのに便利だ。

OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法

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