9月から教育サービスClassiで働いてます

この記事は Classi Advent Calendar 2016 - Qiita 5日目の記事です。

Classiにまつわる技術ネタを書きたかったのですが、入社以来ほとんどコードを書いておらず技術ネタがないので転職エントリー書きます。

なぜ教育だったのか?

積極的に次の仕事を考えていたわけではないのですが、定期的に自分のスキルを棚卸ししてて1年ぐらい前から自分のスキルはこのままでいいのかなと思い続けてました。幸いにして前職は同僚・給料・開発環境に恵まれていたのですが、今の上司に「遊びに来ませんか?」というメッセージをもらって「お、なんか有名な @sasata299 からだ」という軽い気持ちで話を聞きに行った覚えがあります。

最初は今の上司である佐々木がインタビューを受けてた記事を読んで(リンク忘れた)是非一緒に働いてみたいという気持ちだけだったのですが、それに加えて、経済を回すという+世の中に還元できることをしてみたいなぁというのがありました。

教育は大抵の人が通るところでそういうところで働けると言うのは社会的意義があるのかなと思ってます。自分の甥や姪が何年かすると自分が作ったサービスを使っているかもしれないことを想像すると楽しみです。先生や生徒がClassiを使って少しでも楽になりました、成績があがってやりたいことができるようになりましたと言ってもらえるサービスを作って行きたいです。個人的にはどうしても教育を受けれない人とかにも同じものを提供できたら最高ですね。

技術的な話

弊社ではインフラはAWS,DBはMySQL(Aurora)を使ってますが、マイクロサービスで構成されていることもあり、サーバサイドはRails, PHP, フロントはAngular,React, Backboneと複数言語で構成されています。これは過去の経緯からそうなっているので、正直現時点ではあまりポジティブな理由ではありません。この辺は常にどうしようか?と言うのは議論されているところです。そのうちサーバサイドはRailsに寄せるのではないかなと思っています。(フロントはReact or Angular2 or Vue.js?)

これまでMySQL,Java,プライベートクラウド(AWSも少し使っていた)がほとんどだったので、ぜんぜん違う技術を使ってみたいというのも転職理由の1つです。また、経験や年齢的にマネジメント中心になっていたので実際に手を動かしてコード書いてたり、アーキテクチャ考えたりしてる方が好きなのでそちらもやりたいのです。

前職では人数も潤沢に揃っておりスペシャリストもたくさんいたので、他の領域に手を出しにくかった部分がありました。また自分の中ではエンジニアはインフラもサーバもフロントもできないとダメだと思っているので、まだ始まって2年のサービスでエンジニアも不足しているチームでは手を出しやすそうな雰囲気ではあります。また、いままではサーバサイドは1年弱ぐらいNode.js書いたけどほぼJavaだけでした。今後の将来を考えたときに、1つの言語で食べていくと言うのは厳しいと思ってました。

自分は不器用な部類の人間だと思うのですが、不器用だからこそたくさんの事をできないと生きていけないと思っています。

昔は不器用だからこそ1つのものに専念したいと思ってたのですが、確か高校時代の進路相談で先生から不器用だから逆にたくさんのことできないとダメだぞと言われたことがありました。その意味がここ数年でわかってきた気がします。ITが求められること、できることが増えたからこれだけ知っていればサービスは作れない。自分がその道だけで食べていけるスペシャリストではないので、数年後どうなっているかもわからない。だからこそ幅を広げることが必要かなと思います。

あとは色々なことを知ると考え方の応用が効いてきます。Node.jsを勉強してたときに、その考え方とか構文とかがJava8の書き方やRubyの書き方にもすんなり入れました。もちろん最低限の物を吸収しなければいけないし、幅を広げると言っても取捨選択は必要なので、今のところは以下のように絞ってます。(と、書いてて思ったのですが、大して幅が広くないw)

  • サーバ: Ruby, Rails, PHP:軽く見る
  • フロントエンド: React, JavaScript, CSS設計やコンポーネント、Angular,Vue.js:軽く見る(フロントエンドは正直カオスすぎて自分の中では一番ふわふわしてる)
  • インフラ・クラウドAWS(AWSは中のサービスが多いので絞ってる)、Docker、セキュリティ、GCP:軽く見る、Azure:捨ててる
  • マネジメント: 一応見ておく
  • 人工知能・AI:流し見程度
  • ネイティブアプリ:捨ててる
  • IoT:捨ててる

が、今年はプロダクションレベルのコードをほとんど書けてないので来年こそ書きたいです(切実)

wantedly

技術・組織的な課題は色々ありますが、教育サービスを作っていきたいと思ってる方はぜひ。 www.wantedly.com

明日は

kitaharamikiya による Fablic Beta によるテストアプリ配信です