RubyとRailsの学習ガイド2019は初学者のための世界地図だ

一緒に働いている 五十嵐 さんから頂いたので読んだ。

初めてRuby,Railsを使う人向けの地図だった。1ツールだけであればGettingStartから読んでドキュメントを読むが、Ruby,Rails(というか昨今のWebアプリケーション)は本当にやることが多く、どこから手を付けていいか途方にくれることがよくある。その中で世界地図になる本だった。

各地方地図は各専門的な内容は既に著名な本が出ているのでそれらを紹介しつつ、Webアプリケーションを作るために抑える技術を網羅してあった。また、初学者は細かい字でズラズラと書いてあるとつかれるので比較的大きな行間で書かれていた。以前頂いた五十嵐さんの共著 ゼロからわかる Ruby 超入門 はじめてのIT技術講座 も本当に初学者が疲れないように書いてあったので、本当に気にしているのがよく分かる本だった。

なので、これからRailsを初めようという学生さんや、ちょうど4月なので新人研修をする人が、まず自分たちが踏み込んだ世界の一部を見るためには本当に良い本だった。まぁ、本書に書いてある内容地図はワンピースでいう「東の海」であり「偉大なる航路」ではないので、ラフテルへの到達方法は各自で探せる楽しみは残っている