何回も言いますがSlackは文章を書くためのツールではないです

なんか気軽にツイートけどもう少し文章を構造化したいなぁと思ったので書く

ツールの使いかたから考える

Slackは様々なチャネルで多くの人がリアルタイムでやりとりをしている。更にメンションされることもある。と言うことは、人が1つの投稿に対してかけられる時間は少ない。 また、また長い投稿をしてもそれはすぐに流れてしまう。恐らく今日書いた情報の8割は明日には忘れてるし、それを探すのも大変である。 長々と書かれた文章に対して長々とスレッドをみんなで返してるのを見てると途中の読む気が失せる(実際読んでない)

ツールの入力から考える

画面から見てわかるとおり長い入力を想定しているインタフェースではない。

Slackの画面
スニペット機能なども備えていることからもわかるとおり、ちょっと長いもの(かきすてのコードとか)を書きたいときはそっちを使うことを想定していると思われる。 Canvasはまだちゃんと使っていないのでわからないけど、結局流れていくというインタフェースからは抜け出せない気がする。

あとなんと言っても段落付けができない。段落付けができないから文章の起承転結がわからなくて、何が言いたいのかがわからない。
特にお気持ち長文を書かれていると、事実とお気持ちとその他成分が混じり合うので何が何だかわからなくなる。

どういうときにSlackは向いているのか?

昨日・今日・明日の情報で十分、短いことを共有したいときには向いている。 毎日の開発のやりとりとか、質問に答えたりとか、メンテ作業の作業ログとかに使っている 他に自分の今の仕事の使い方だと、

  • 毎日遅いAPIのレスポンススピードをスニペット機能に貼り付けてコメントを書いてる
    • これは数日の数値の変化が必要なので、別途スプレッドシートにストック情報としてまとめている
  • あとはサーバメトリクスの画像をはったりとか
    • これもCloudWatch Application のダッシュボードであとで見れるのでフロー情報として十分
  • 作業やトラブル対応などのハドルをつかったミーティング
  • Google Meetだと画面にペンで書く機能が無いのでこれが一番役に立っている
  • Notionで書いた内容のサマリ
    • NotionのURLをSlackにはると Notion冒頭の callout が表示されるのでそれで代用することもある

文章を書くツールの特徴

まず、基本的かつ大切なところで文章構造がとれる。見出しをつけることができて段落構造がとれる。読み手が途中まで読んで、あとから読むときに段落の途中から読める。 画像も文章の途中で差し込める。まずこれだけで読みやすさが全然違う。

Google Docの例

サービスによって異なる機能として便利な機能としていくつかある。 各種マニュアルや仕様書・設計書などを書くときにほぼ使う機能としてこのあたりが上げられる

  • ドキュメント履歴管理や共同編集
  • 提案機能
  • 行に対してコメントをつけることができる
    • esaにこの機能が欲しいんだけどプレーンテキストという特性上難しいんだろうなぁ... 😢

書き方として便利な機能

会社として使うのに便利

  • 閲覧権限管理

自分の使い方を例に挙げる。今の会社ではNotionがほぼメインでたまに社外の人とやりとりするときはGoogle Docsを使う。

  • 議事録、マニュアル
  • 毎月のAWSコストを月初にみんなにアナウンスするとき
  • 開発時の設計などをするとき。コメントもNotionに集約するように促している
  • 時間がかかりそうな(設計の見直しとかが必要そうな)パフォーマンスチューニングや性能検証
  • ポエムぽい物

どのツールがいいの?

文章を書くツールは長く使う&みんな使うので値段はそれなりにするのできちんと吟味した上で検討したいところで、必ずしもこれが絶対にいいとは言えない。
一時期だとみんな「Notion最高」と言ってた気がするけど、正直日本語入力がイケていない。よくカーソルが飛ぶので結構ストレス。
コンフルは今も重いのだろうか...?
なので、この辺は機能比較+トライアルで全力で試してみてみるしかない。
値段抑えたいし、権限管理したいし、ある程度の使いやすさを求めたいのであればGoogle Docsは悪くない選択肢だとは思うんだけどどうなんだろうなー
この辺を解決したかったのがGoogle Waveくんだった気がするんだ...