大阪旅行の帰りで「自分のエンジニアとしての遊びが減ってた」ことに気づく

この連休は大阪の友人夫婦に「ご飯行くぞ!」って突然予定をあけてもらって、夫婦で大阪に行って色々話をしてきた。 4人とも前職の知り合いで大変な時期を一緒に働いてたのでその頃に話に花を咲かせつつ、 お互いにこれからどうしようかねーとか色々話してた。

帰りの新幹線の中で考えていて、特にこの2〜3年はライフスタイルの大きな変化があったので、今までの優先事項と全く違う優先事項を置いていた。 この優先事項は今も変わってほぼ変わって無くて、これを変えるイメージもあんまりできてない。

  1. 二人で生活をする上でまとまった額のお金が必要
  2. 日曜日はフルに家族に使いたい
  3. 土曜日は自分の健康のため(病院、カイロプラクティックやらテニス)に使いたい
  4. 家族の都合上、仕事ではフルリモートが必須だった
    • 今は家族の都合上というよりは自分のためにフルリモートの方が嬉しい
    • 元々移動という行為に価値を感じない
    • オン・オフでの仕事を経験してるけど、自分がやってることはオフィスだろうが家だろうがほぼ変わらない。ドキュメント書いて、コード書いて、Slackでコミュニケーションをする
      • 「個人情報の取り扱いで」で外部ネットワークからアクセスできないので、出社せざるを得ないと言うことはあった
    • 無駄に体力が削られる満員電車の意味がわからないし、移動時間はなぜか勤務時間扱いじゃないし、家の仕事部屋を整えてしまったので家の方が仕事は集中できる

色々落ち着いてきたこの1年は仕事とプライベートと個人の時間の使い方に違和感を感じることがあって、「インプットが単調で遊びを増やしたい」という感覚があるのが結構自分の中で危機感を感じている。 例えば、ある仕事で課題があってその課題の回答の解き方は「たぶんこの方法が一番早く解決できて、まぁそこそこの結果を生めるんだろうなぁ」となってしまってる。 仕事としては期間やお金やいろいろな制約がある上での判断でそれで結果が出てるからいったんはよいのかもしれない。

上記で「違和感を感じることがある」が、前と状況が変わってるから「違和感」になるだけで、それが実は当たり前なことかどうか判断基準も持てていない。

でもそれは遊びがなくて、ライブラリのこのオプションなんだ?とか、AWSのこのサービスなに?とか、この言語の方向性とかどうなっていくんだろう?というそういう寄り道や遠回りをすることが極端に減ってる。 知の高速道路を通るのは正しいんだけど、自分の中ではプログラミングは遊びの延長線からスタートしてるので、仕事という形に変わったとしても、寄り道して回り道して、迷子になって、変なところにぶち当たったとしても楽しんで行きたい。 このあたりはもう少しいい時間の使い方をしたいとずっと思ってるんだけど、いい案が出てこない。

また、インプットと同様に「アウトプットも単調で遊びがない」とは思う。 機能を追加するときにどこまで考えるか?という幅だったり、こっちの方がより言語特性生かせるとか、実際に役に立つかどうかはともかくとして、話のネタとして。 自分の経験や知見が世の中にだして その方向があってるのか?という確認することもできてない。 形が個人のブログなのか勉強会なのか、(結局実現しなかったけど)副業でエンジニアの壁打ちや相手パフォーマンスチューニングになるのかよくわからないけど。 もう少し世の中と接点を持っていきたいなとは思う。

正直この辺はみんなどうしてるんだろう?もちろん全員の話が自分に当てはまるとは思ってないけど